メタボリックシンドロームの対策方法
メタボリックシンドロームになると自分自身でも気が付かないうちに動脈硬化が進んでいます。メタボリックシンドロームの対策の中でもとくにここでは、動脈硬化についてご紹介します。内臓脂肪が蓄積されると中性脂肪が増えます。そして善玉コレステロールが少ないと血液の流れが悪くなるので、中性脂肪の多い人はほとんど全員が血液がドロドロの状態です。
メタボリックシンドロームを放っておくと、血液がドロドロの状態になってしまい動脈硬化が進行します。それが狭心症や心筋梗塞、脳梗塞を引き起こしやすくなります。動脈硬化によって一時的に血液が心臓に送られない状態が狭心症です。そして心臓に酸素と栄養が行き渡らなくなるのが心筋梗塞で、血管に血の塊が詰まって（血栓）血液の流れが止められるのが原因です。そして脳の血管に血栓ができて、血液が脳細胞に流れなくなるのが脳梗塞です。動脈硬化はこのような病気の要因となることがあります。
メタボリックシンドロームはその根源となるものなので注意が必要です。これらの脳梗塞や心筋梗塞、狭心症などは命に関わる病気です。動脈硬化はメタボリックシンドロームの中でも一番恐ろしいものだといえるでしょう。「少しくらい中性脂肪が高くても平気だ」などと軽く考えていると様々な条件と重なることによってメタボリックシンドロームを発症し、これらの病気の危険性が高くなります。検査によって動脈硬化の危険性が数値としてあらわれた場合は、生活習慣の改善によってメタボリックシンドロームと決別しサラサラの血液を目指して、日々の生活からメタボリックシンドロームの対策をましょう。
